65歳までに貯めるべき老後資金は?

f:id:sunnymako:20211117214155p:plain老後2000万円というワードが大いに話題となったが実際に老後にいくら貯金があればいいのか?

総務省の調査によると高齢無職夫婦の毎月の世帯収入は手取りで平均193743円。一方生活費として235615円が必要になるので差し引きが41872円の赤字が毎月計上されていくことになる。


10年後に65歳から95歳まで生きるとすると30年間で1507万3920円の赤字が発生する計算だ。

ただし実際の高齢者の生活は高齢になるにつれ生活費は下がり続ける傾向があるのでこの値はあくまで目安だ。



そのため社会情勢の変化も考慮して余裕を持たせる意味で話題を呼んだ金融庁の老後2千万円を捉えておきたい。



もちろん実際には各世帯の家計はさまざまなのでこれはあくまで参考に貯蓄の観点から見ると65歳までが貯める時代、65歳からが使う時代に分かれる。

30代から65歳までは副業するなどして収入を増やしたり株や投資信託自分年金などを上手に利用して資金づくりをしていくことが求められる。

そして65歳からは支出を抑えながら必要に応じて貯蓄を取り崩す老後の生活に必要となる1507万は年金では補うことができないのでできるだけ早い時期から備えておく必要がある。